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黒ナンバー後の案件の探し方|マッチングアプリ・委託会社を比較

配達のがっこう2026.06.27稼働3年目
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黒ナンバーを取ったあと、多くの人がつまずくのが「で、案件はどこで取るの?」。フードデリと違い、軽貨物の宅配・スポット便は自分で仕事を見つける必要があります。探し方は大きく「マッチングアプリ」「委託会社」「スポット便」の3つ。それぞれの仕組み・中間マージン・向き不向きを、数字にしてまとめます。

01 3つの探し方02 比較で選ぶ03 お金の話04 契約と法律! ぶっちゃけ言うと
新人ドライバー新人
黒ナンバーは取れたんですけど、次に何をすればいいのか分からなくて…。求人サイトを見ればいいんですか?
スーパー配達員Z配達員Z
求人サイトも入口のひとつだけど、軽貨物は「雇われる」んじゃなくて「仕事をもらう」のが基本。だから探し方が3種類あって、どれを選ぶかで手取りも生活リズムも変わるんだ。ここを知らずに最初の1社と契約すると、あとで動きづらくなるよ。

1 3つの探し方 — どこで仕事を取るか

① マッチングアプリ
アプリで案件を拾う スポット中心
② 委託会社と契約
固定ルートをもらう 収入が安定
③ スポット便・チャーター
単発の依頼を受ける 単価変動
共通の前提
黒ナンバー必須 +事業用保険

ざっくり言うと、「安定」が欲しいなら委託会社の固定案件、「自由」が欲しいならマッチング・スポット。固定は毎日決まったルートで収入が読める代わりに拘束が強い。スポットは自由だが、取れる日・取れない日のムラがあります。まずは黒ナンバー事業用保険が前提です。

2 比較で選ぶ — 3つの方向

探し方稼ぎ方の特徴向く人
マッチングアプリPickGo・ハコベル等好きな案件を選べる自由に働きたい人
委託会社の固定案件宅配ルート収入が安定・読める毎月の見込みが欲しい人
スポット便・チャーター単発高単価もあるがムラサブ・スキマで稼ぐ人
ネット通販の宅配大手の配送物量が安定黙々・体力型の人

王道は「まず委託会社の固定で土台を作り、空いた時間にスポットを足す」。固定で毎月の最低ラインを確保しつつ、マッチングアプリで美味しい単発を拾うと収入が安定します。最初から全部スポットだと、仕事が無い日に焦りがち。Amazon Flexのような時間枠制と組み合わせる人も多いです。

3 お金の話 — 中間マージンに注意

案件には「紹介してもらう」ぶんの中間マージンが乗ることがあります。同じ仕事でも、どこ経由かで手取りが変わります(数字は一例)。

案件の元値(荷主が払う額)10,000円
仲介・委託会社のマージン(例)−1,000〜2,000円
ガソリン・車両費の按分−経費ぶん
自分の取り分(概算)残り=手取りの元

「マージンが高い=悪」ではありません。仕事を安定して回してくれる対価でもあるからです。大事なのは「自分の手取りがいくらか」を案件ごとに把握すること。経費の引き方は経費一覧、月の手取り目標は手取りシミュで逆算を。記録は会計ソフトに任せると楽です。

中間マージンを完全にゼロにするのは簡単ではありませんが、屋号名の窓口を持っておくと、委託会社や荷主とのやり取りで信頼度が上がったり、名刺代わりになったりします。将来的に自分のホームページや問い合わせページを持つ予定があるなら、独自ドメインは早めに押さえておくと安心です。お名前.comで独自ドメインを見てみる →

4 契約と法律 — 2024年から後ろ盾ができた

軽貨物の仕事は「雇用」ではなく「業務委託」です。つまり労働基準法(=会社員の労働時間や解雇のルールを守っている法律)は基本的に適用されません。長いあいだこの業界は、条件は口約束、支払いは相手の都合、でも通ってしまう世界でした。それが2024年11月1日から変わっています。

施行されたのがフリーランス新法(正式名称「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」)。名前が長いので通称で呼ばれますが、個人で仕事を受ける人=軽貨物の委託ドライバーは、まさにこの法律が想定している相手です。

発注する側(委託会社・荷主)に課された主な義務は、ざっくりこの4つです。

取引条件の明示業務の内容・報酬額・支払期日などを、書面かメール等で示す義務
支払いは60日以内物品等を受け取った日から60日以内のできる限り短い期間で期日を定め、その日までに払う
長い支払いは無効「100日後に払う」と合意しても、60日以内に払う合意とみなされる
不当な扱いの禁止一定期間以上続く取引では、一方的な報酬の減額・受領拒否・買いたたきなどが禁止
つまり「条件を書面でください」は失礼ではなく、相手側の義務
新人ドライバー新人
でも、そんなことを聞いたら「面倒なやつ」と思われて切られませんか…?
スーパー配達員Z配達員Z
その不安は分かる。でも言い方は「教えてください」でいいんだ。「支払いは何日締めの何日払いですか?」と聞くだけ。これに即答できない会社のほうが危ないよ。

支払いサイクルは会社によって差があります。同じ「月末締め」でも、翌月払いか翌々月払いかで待つ日数がまったく違う。

月末締め
翌月末払い
最長 約60日
月末締め
翌々月払い
最長 約90日
いちばん待たされるのは月初に走った分です。赤い点線が60日の位置。翌々月払いだと、月初の売上はここを超えてきます。

これは制度の話であると同時に、独立1年目の生活費の話でもあります。売上が立っているのに手元に現金が無い、という状態が最初の数か月に起きる。だから「最初の入金までの生活費」を先に用意しておく必要があるわけです(手取りシミュレーションで目安を出しています)。

もしもめたときの相談先として、「フリーランス・トラブル110番」という窓口があります。弁護士に無料で相談できる公的な窓口です。もめてから探すのではなく、契約する前に「そういう窓口がある」と知っておくだけで、条件を聞くときの気持ちがまるで違います。

法律の内容は執筆時点(2026年8月)のものです。発注する側が従業員を使っているかどうかなどで、適用される義務の範囲が変わります。実際の判断は公的な窓口・相談先でご確認ください。

法律ができたからといって、業界全体がすぐきれいになるわけではありません。でも「知らないから何も言えない」状態からは抜けられます。契約前に確認すべきことは、結局この4つです。①1日の稼働時間と物量 ②報酬の計算方法(個数制か日給制か) ③締め日と支払日 ④辞めるときの条件この4つを書面でもらえない会社とは契約しない——を自分のルールにしておくと、だいぶ安全です。

! ぶっちゃけ言うと — ここは注意

  • 固定案件は「安定」と「拘束」が裏表。毎月の収入は読めるが、休みづらい・時間が縛られることも。契約前に「稼働日数・時間・1日の物量」を必ず確認。
  • スポットは仕事が無い日もある。「好きな時に働ける」は「鳴らない日もある」と同義。スポット1本に頼らず、固定やフードデリと組み合わせて穴を埋めるのが現実的。
  • 契約内容をよく読む。マージン・拘束・車両やリース条件など、後から「聞いてない」が起きやすい分野。うまい話ほど条件を確認。最新の募集条件は各サービスの公式で。
  • 案件を取る前に、事業者としての義務も確認。2025年4月から、黒ナンバーで運送業をする人には「貨物軽自動車安全管理者」の選任と届出が義務づけられました。1人でやっている個人事業主も対象です(すでに登録済みの人には2027年3月末までの猶予あり)。詳しくは黒ナンバーの記事にまとめました。

黒ナンバーを取ったら、まず「土台+スポット」で組む

軽貨物の案件は、固定で毎月の最低ラインを作り、マッチングアプリやスポットで上乗せするのが王道です。マージンや拘束の条件は案件ごとに違うので、「自分の手取りがいくらになるか」で選ぶのがコツ。募集条件・報酬・対象エリアは変動するので、必ず各サービスの公式で最新をご確認ください。

※本記事は紹介リンクを含みます。報酬・マージン・募集条件・対象エリアは時期により変動します。最新・正確な条件は各サービスの公式でご確認ください。収入を保証するものではありません。

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