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クレーム・低評価がついた時の考え方|引きずらない対処

配達のがっこう2026.06.17稼働3年目
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どれだけ丁寧にやっても、クレームや低評価はゼロにはなりません。問題はそこで折れて辞めてしまうこと。3年やって思うのは、評価は「メンタルの問題」であり「仕組みの問題」だということ。受け止め方と立て直し方をまとめます。

01 評価の仕組み02 なぜつくか03 引きずらない04 再発を防ぐ! ぶっちゃけ
低評価がついて落ち込む新人ドライバー新人
低評価がつきました……。理由も書いてないし、心当たりもなくて。これ、続けたらクビになりますか?
配達のがっこう 運営者 スーパー配達員Z配達員Z
1件では何も起きないよ。評価は「直近の何件か」の割合で見られるから、走り続けていれば薄まって消えていく。むしろ落ち込んで走らなくなるほうが、回復が遅れる

1 評価の仕組み — 1件で終わりではない

多くは平均で見る
1件で即アウトは稀 件数を重ねれば薄まる
理不尽もある
自分のせいでない低評価 客都合・誤解
原因が見えない
理由不明のことも 気にしすぎない
回復できる
良い配達を重ねれば戻る 積み上げが効く

大前提として、評価の多くは「平均」で見られるので、1件の低評価で人生が終わるわけではありません。件数を普通にこなしていれば薄まります。理不尽な低評価も一定あるので、全部を自分のせいにしないこと。

もう少し具体的に見ておきます。たとえば Uber Eats の配達パートナー評価は、直近100件のうち高評価(サムズアップ)が占める割合を「満足度」として%で表示するしくみだと案内されています。つまり101件前に受けた低評価は、計算から外れて消えます。この100件は注文者と飲食店の両方からの評価を合わせたものです。

「1件の低評価」が満足度に与える影響(直近100件方式の場合)
状況満足度意味
100件すべて高評価100%
そこに低評価が1件99%下がるのは1ポイントだけ
その後100件を高評価で走った100%に戻る古い1件が集計から外れる

※評価の計算方法・表示・アカウント停止の基準はサービスごとに異なり、時期によっても変わります。上記は執筆時点で案内されている一般的なしくみです。自分のアカウントの状況はアプリ内の表示で確認してください。

ここで押さえてほしいのは、「取り返す方法がちゃんとある」という一点です。低評価を消す唯一の方法は、普通の配達を積み重ねること。落ち込んで稼働を止めると、その1件がいつまでも集計に残り続けます。

評価を怖がらなくなる近道は、押す側を1回やってみることです。自分が注文して受け取ってみると、評価ボタンを押す場面がどれだけ「流れ作業」かが分かります。多くの人は、よほどのことがない限り悪い方は押しません。低評価は「自分が嫌われた」のではなく、たいてい何かの事故——これは、押す側に回ると腑に落ちます。

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料理を注文する人向けのリンクです(配達員の登録ではありません)。

2 なぜ低評価がつくのか — 理由の内訳

低評価には理由が表示されないことが多く、そこが不安の正体です。ただ、現場で心当たりを潰していくと、原因はだいたい次の4つに収まります。

遅い
到着が遅れた 渋滞・店の遅れも配達員に向く
商品の状態
こぼれた・冷めた 積み方と時間の問題
置き場所
指定と違う 写真が分かりにくいだけのことも
態度・連絡
無言・そっけない 文面が冷たく読まれる

厄介なのは、①と②の多くが配達員の責任ではないことです。店の調理が遅れても、注文者から見えているのは「配達員が遅い」だけ。事故渋滞に巻き込まれても同じです。ここを自分の落ち度として数えると、いくらでも落ち込めてしまいます。

直せる積み方・置き場所・写真・連絡の文面 → 仕組みで潰す
半分直せるルート取り・受け取り待ちの間の連絡 → 一言入れるだけで印象が変わる
直せない店の遅れ・渋滞・機嫌・誤解 → 手放す

「遅れそうだ」と分かった時点で短いメッセージを1本入れておくと、同じ遅延でも評価が変わります。「お店の調理に時間がかかっています。◯分ほどで到着予定です」——これだけです。人は待たされること自体より、見通しが分からないことに腹を立てます。

理不尽な低評価に納得できない新人ドライバー新人
でも、店が遅れたぶんまで自分の評価が下がるのは納得いかないです……。
配達のがっこう 運営者 スーパー配達員Z配達員Z
納得いかないのが正しい。ただ、その怒りを注文者にぶつけると本当に低評価がつく。だから「一言入れて、あとは手放す」。納得と対処は別にしておくのがコツだよ。

3 引きずらない — メンタルの守り方

切り分ける「自分のミス」か「理不尽」か。理不尽は手放す
記録を見返す写真・連絡履歴で「ちゃんとやった」を確認(事実で安心する)
1件で判断しないその日の全体・1週間の平均で見る
合言葉「直せるなら直す、直せないなら手放す」

引きずる人ほど真面目です。でも理不尽な1件に心を持っていかれると、続きません。「自分のミスなら次に活かす、理不尽なら手放す」と切り分ける。証拠(写真・連絡)を残しておくと、「自分はやることはやった」と事実で自分を守れます。だから記録が大事(不在対応置き配でも同じ)。

実際に効くのは、「その日のうちに終わらせる」という区切り方です。帰宅してから思い返すと、記憶のなかで相手の態度がどんどん悪くなっていきます。稼働を終えた時点で、写真と連絡履歴を1回だけ見返して「やることはやった」と確認し、そこで閉じる。次の日に持ち越さない。

当日写真・連絡履歴を1回だけ確認 → 事実を確定させて閉じる
翌日蒸し返さない。思い出したら「昨日確認した」と自分に返す
週1評価の数字を見る。件数が増えていれば下がって当たり前と知っておく
禁止配達の合間に評価画面を開く。手が止まり、件数も落ちる

明らかに事実と違う評価や、身に覚えのない申し立てについては、サービスのサポートに状況を伝えられる場合があります。そのときに効くのが写真と連絡履歴です。感情ではなく時刻と事実だけを並べて伝えるのが、いちばん通りやすい書き方です。

4 再発を防ぐ — 根性でなく仕組みで

原因を1つ特定
場所/積み方/連絡 どこで起きたか
仕組みに落とす
毎回やる手順に 気合いに頼らない
記録を習慣化
写真・連絡を必ず 証拠が身を守る
道具で防ぐ
滑り止め・防水等 ミスの芽を物理で潰す

同じクレームを繰り返さないコツは「根性」でなく「仕組み」。倒れたなら車内レイアウト、濡れたなら雨対策、場所違いなら住所確認——と、原因を毎回やる手順に落とす。気合いで防ごうとすると、また同じことが起きます。

! ぶっちゃけ言うと — 折れないために

  • クレームゼロは無理。ベテランでもつく。「ゼロ」を目指すと折れる。「減らす・引きずらない」が現実的なゴール。
  • 理不尽は運営に相談できることも。明らかにおかしい評価は、サービスのサポートに申し立てできる場合がある。泣き寝入りしない。
  • 休むのも対処。メンタルが削れた日は無理に走らない。長く続けるほうが、トータルの稼ぎは大きい。
  • 評価を見る回数を減らす。1配達ごとに確認すると、数字に振り回されます。見るのは週に1回で十分。日々やることは変わりません。
  • 他人の評価と比べない。エリアも件数も客層も違うので、比べても得られるものがない。比べるなら先月の自分と比べる。

低評価は「消す」ものではなく「薄める」もの

直近の一定件数で見られている以上、止まっている間は薄まりません。落ち込んだ日は短時間でいいので走って件数を進めるほうが、結果的に早く戻ります。そのうえで、原因になりやすい場面を一つずつ手順に落としていきましょう。下の3本は、低評価の原因になりやすい順です。

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